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2014年10月4日土曜日

EPub3.0エディタのFUSEeの使用感想、評価

Epub3.0エディタのFUSEeだけど、


・Windows8.1の64bit環境でも一応動く。ただし、インストールは、購入時に付いてくる紙を見ながらでないと無理そう。紙の内容をネットで公表しないのは、公表すると、買う人いなくなっちゃうからかな?

・mp4の動画ファイルは、そのままでは表示しない。Apple QuickTimeのプラグインを、QuickTimeインストールで入れると、表示されるようになるが、FUSEeのプログラムが、ビューワとかで、動画を挿入したテキストファイルを少しスクロールしただけで、簡単に落ちるようになってしまう。
回避策は、QuickTimeのアンインストールである(=要するに、動画表示は実質使えない)。

・mp4の動画ファイルを組み込むと、content.opfの中で、media-typeが勝手にaudio/aacに変えられてしまう。しかも修正不可。

・「デザイン」画面で、テキストを入力、編集すると、<p>タグをたくさん打ち込まれてしまい、epubcheckerで、エラーの嵐になるので、編集には使わないようにする。コード編集とビューワのみ使う(無料だったFuseeβと変わらなくなってしまうorz)。ビジュアルな編集は、別途、Seamonkey composerとか使うしか無さそう。

・このソフトが吐き出すHTMLコードは、ちょっと古めなので、ヘッダー部分とか、epubcheckerでエラーとなる。このソフトも、一応タグエラーは表示するんだけど、その表示をクリアしても、epubcheckerではまだまだいっぱいエラーが出る。ソースやテキストは別途、新しいHTMLエディタで入力、編集して、その結果を、このFuseeにコピペで入れるしか無さそう。

・目次が、自動で更新されず、ファイルをいったん閉じて、もう一度開く必要がある。

・content.opfファイルが、編集できず、閲覧のみ。間違った内容になっていても、一切修正できない。修正するには、結局、いったんepubファイルの拡張子をzipにしてファイルを解凍し、content.opfファイルや、本文ファイルのコードを編集して、その都度、ePubPackのようなepubファイル圧縮ソフトで再圧縮しなくてはならない。

結局、無料だったFuseeβを、単に有料化しただけの意味合いのソフトということになってしまう。

ちょっとがっかり。3万円近くしたけど、値段だけの価値があるかどうかとても微妙。バージョン早く上げて欲しい。あるいは、安価な代替ソフト、どこか作らないかな?

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