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2013年7月29日月曜日

Chromium OSインストールと、Flash Player、音声、タッチパッドを有効にして、YouTube動画を視聴可能にする方法

0.インストール

Chromium OS(hexxeh版)のHDDへのインストールは、

USBからChromium OSを起動します。
次に、Ctrl + Alt キーを押しながら「t」キーを押してターミナルソフトを起動します。
「crosh>」とコマンドプロンプトが表示されます。
「install」 と入力してEnterキーを押します。

Password: と出るので、「facepunch」 と入力してEnterキーを押します。

HDDの内容を全部消去しても良いか尋ねて来るので、Y(消して良い)を入力します。
しばらくいろいろ表示されます。長時間かかりますので、しばらくお待ち下さい。
最後に、「crosh>」と表示されて停止します。
この状態になったならUSBメモリを抜いてパソコンの電源を入れ直します。
インストールが成功していれば、Chromium OSが起動します。

"Error: kernel verification blob not found in stateful partition"とメッセージが出た場合は、

Ctrl-Alt-F2キーを押して、コマンドプロンプトを呼び出す。

login: chronos
password: facepunch
$ sudo su
password: facepunch


そして、コマンドプロンプトで、
/usr/sbin/chromeos-install --skip_vblock
と入力して、インストールし直します。



インストールしただけでは、Flash、サウンド等が有効になりません。そのため、Flashが動きません。また、音声が出ません。そのため、YouTube動画とか見ることができません。

Flash Player、サウンドを有効にして、YouTube動画を視聴可能にする方法は、以下の通りです。



1.Flash Playerを有効にするには、

webブラウザが立ち上がったところで、Ctrl-Alt-F2キーを押して、コマンドプロンプトを呼び出す。

login: chronos
password: facepunch
$ sudo su
password: facepunch

以下のコマンドをキー入力し、Enterキーを押す。
curl -L http://goo.gl/qPrfd | bash

(もしくは、こちらでも良いみたい。
 wget -qO- http://goo.gl/qPrfd | bash
 )

実行結果が表示されるのでしばらく待つ。途中、止まったように見えても、続きがあるので、簡単にPC電源を切らないようにする。ようやく表示が終わったら、PCを再起動する。

情報源はこちら↓です。
https://gist.github.com/dz0ny/3065781




2.サウンドを有効にするには、

webブラウザが立ち上がったところで、Ctrl-Alt-F2キーを押して、コマンドプロンプトを呼び出す。
以下のように入力する。

login: chronos
password: facepunch

rootモードに入る。
sudo su
password: facepunch

cd /
cd var
cd lib
mkdir alsa
cd /
cd usr
mount -o remount,rw /
alsamixer

ここで、音量計が表示される。
F6キーかSキーを押して、サウンドカード一覧を呼び出す。
該当するサウンドカードを↑↓キーで選択し、Enterキーを押す。
F5キーを押して、全てのデバイスを表示する。
該当するデバイスに←→キーで移動する。
該当するデバイス上で、↑↓キーで音量を調節する。Mキーを押して、そのデバイスのMuteをオンオフする。
ヘルプはF1キーかHキーを押す。
設定後、ESCキーで抜ける。

再びコマンドラインから、
alsactl store
を実行する。

PCを再起動する。

サウンドが有効になっているはず。


3.タッチパッドを有効にするには、

webブラウザが立ち上がったところで、Ctrl-Alt-F2キーを押して、コマンドプロンプトを呼び出す。
以下のように入力する。


login: chronos
password: facepunch

rootモードに入る。
sudo su
password: facepunch

mount -o remount, rw /
cp /etc/X11/xorg.conf.d/50-touchpad-cmt.conf /etc/X11/xorg.conf.d/50-touchpad-cmt.conf.bak
rm /etc/X11/xorg.conf.d/50-touchpad-cmt.conf
cd /etc/X11/xorg.conf.d/
wget http://chromium.arnoldthebat.co.uk/files/fw/etc/X11/xorg.conf.d/50-touchpad-cmt.conf

を実行する。
PCを再起動する。
タッチパッドが有効になっているはず。

マウスポインターが見えない時は、画面の任意の場所で左クリックします。


情報源
http://arnoldthebat.co.uk/wordpress/2013/01/08/how-to-get-the-touch-pad-working-in-chromium-os/


ペースト状離乳食、介護食をアイスキャンディー、アイスクリームにしたら?

栄養満点で、舐めて美味しい、ペースト状離乳食、介護食を、アイスキャンディーにして売り出したら、アイスでひんやり冷たくて、夏場に簡単に栄養が摂れるということで、需要ありそうな気がします。

2013年7月27日土曜日

自宅webサーバのWordPressに表示する画像ファイルを予め一括して特定フォルダに放り込みたい場合の方法

自宅webサーバのWordPressに表示する画像ファイルを予め一括して特定フォルダに放り込みたい場合の方法です。


まず、自宅webサーバのApacheのc:\apache2\htdocsフォルダ内に、外部公開用の別フォルダimagewpsを作成し、その中のサブフォルダImagesを作成して、その中に、画像ファイルを一括して放り込む。

次に、WordPressブログ内に表示したい画像へのURLを、ブログ記事に挿入する。

<img src="http://xxxx.yyyy.com/imagewps/Images/image01.jpg">

みたいに書く。xxxx.yyyy.comは、外部公開用のドメイン名である。imagewpsは先程画像ファイル群を放り込んだフォルダ名である。image01.jpgは、放り込んだ画像ファイルの一つである。

この場合、予め、インポートするWordPressのXMLファイル内容を編集して、

img src="../Images/

とか書かれているところを、一括置換で、

img src="http://xxxx.yyyy.com/imagewps/Images/

に置き換えてから、インポートする。

これで、OKです。

自宅外部公開webサーバのサイトを、DDNSドメイン名で、宅内の他PCからアクセス可能にする方法

自宅外部公開webサーバのサイトを、DDNSドメイン名で、宅内の他PCからアクセス可能にする方法です。

まず、webサーバと各PCのhostsファイル
c:\windows\system32\drivers\etc\hosts
を編集する。

・宅内webサーバのhostsファイルのlocalhostの行に、DDNSドメイン名を追加
127.0.0.1       localhost       xxxx.yyyy.com

・宅内他PCのhostsファイルに以下の1行を追加
192.168.xxx.yyy       xxxx.yyyy.com
(webサーバの宅内IPアドレス) (DDNSドメイン名)


次に、宅内ルーターで以下の設定を行う。

接続先選択
宛先ドメイン名 xxxx.yyyy.com
宛先IPアドレス 192.168.xxx.yyy
送信元IPアドレス
プロトコル:宛先ポート番号 TCP:www

これで、宅内からxxxx.yyyy.comにアクセス可能になります。

過去のwebサイトの内容公開

過去に筆者が開いていたwebサイトの内容をブログに移してみました。
とりあえず、以下のURLよりアクセスできます。

http://iotsuka.atnifty.com/wordpress/

量ばかり多くて、内容はイマイチですが、よろしくお願いいたします。

2013年7月3日水曜日

国立国会図書館 オンライン資料収集制度(eデポ) 、利用してみた

我々は、人の子ですから、自分の生きた証を何らかの形で後世に伝えたいと考えるのはごく自然なことだと思います。

ブログとかに自分の考えを書くとか考えられますが、将来ブログのサーバー会社が倒産したりすると、そこで情報蓄積と伝達は途絶えて、後世に伝わらなくなってしまいます。

もう一つは、自分の考えの電子書籍化を行うことです。例えば、以下のリンクのように、国立国会図書館に自作の電子書籍を持ち込んで、永久的に保存してもらう、というのが考えられます。

2013年7月1日から電子書籍(epub、PDF、DAISY形式)も国会図書館への納本対象になり、サービスが開始されました。早速、当方も利用し、今まで別途書きためていたepub文書を沢山納入手続きしました。納入対象は、当面は無償・非DRMに限定されるようです。

国立国会図書館 オンライン資料収集制度(eデポ)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/online_data.html

利用者は、書籍そのものを直接国立国会図書館に送るのではなく、書籍の有りかを示すURLを国立国会図書館に送ります。

国立国会図書館はロボット検索を使って、そのURLのところに置かれた書籍ファイルデータを自動的に吸い取って、内容を確認し、登録を行うと考えられます。


基本的には、webサービスが利用可能なディスクスペースの特定フォルダに、個別にepub電子書籍文書ファイルを置いて、各ファイルへのURLをフルパスで記述したデータを、1つずつ、別途用意したHTML記述のwebページに書き込んで、その文書のタイトルに、リンクの形で表示します。

書籍タイトル、作成者名、出版社名や発行日時のような書誌データ入力欄を一通り埋めた後の次の2つの欄で、上記のように作成したwebページURLと、個別のepub文書URLとをペアにして、それぞれ誤りの無いように記述します。

webページURL http://aiura.tc.com/ebook/ronbunsyuu.html
epub文書URL http://aiura.tc.com/ebook/book1.epub

みたいで大丈夫です。

なお、国立国会図書館による定期収集についてという項目がありますが、これは、雑誌のように定期的に出版される書籍が対象になるようです。普通の本は継続収集対象外の模様なので、継続出版を希望しないの方を選択します。

最後に、申し立て者の情報、氏名、メールアドレス、申立者と書籍作成者本人との関連を一通り書きます。

後は、一番下の同意ボタンを押すと、確認画面になるので、そこでOKすると、URLデータが国立国会図書館に送られて、後日(筆者の場合は、半日程度)で、国立国会図書館の方から、書籍収集済みと、収集した書籍内容を確認した旨のメールが送られてくると思います。その後、書籍がロボットで自動収集される模様です。

本の数がたくさんあると疲れますが、事前に作成したwebページデータを、所定の置き場に置いて、そこから順次、本のタイトル名、webページURL、各本のダイレクトなepubファイル等へのURLをひとつずつコピーしては、国立国会図書館のサイトの入力欄に着実にコピーしていけば、上手く行くと思います。

改訂版は、きちんと改訂版と記入するようにします(記入しないと、国会図書館側からチェックが入ります)。

書きためたブログの内容を、エクスポートし電子書籍化して、国立国会図書館に納めるのが良いと個人的には思います。ただ、読まれるのが国会図書館内に限定されてしまうので、自分のアイデアを社会に広く流布させるには、生前はブログや、Amazon電子書籍販売(Kindle Direct Publishing)とかで対応するのが良いと思います。