これからの電子書籍は、以下のように変わっていくでしょう。
現在、我々は、ネットの情報を、主にwebページで見ているが、その中のある程度の割合がepub電子書籍のダウンロードによる配布と閲覧に取って代わるでしょう。
かつて、webブラウザ間の競争が起きて、ごくわずかのスタンダードのブラウザ種類に集約されましたが、epub電子書籍も、webブラウザ同様HTML5によって書かれているので、epub電子書籍リーダーのオープン化が起きると共に、そうしたオープンなepub電子書籍リーダー間の競争と淘汰が起きるでしょう。
epub電子書籍が、既存のwebページ同様にJavascriptやビデオ等に本格的に対応し、プログラム化、動きのある内容に変わっていくでしょう。人間の脳のように、JavascriptやJQueryで動くソフト的なニューロンの集まりのニューラルネットワーク化していくかも知れません。
電子書籍リーダーのオープン化は、今は、Kindle、kobo等会社ごとにバラバラな、epub書籍におけるDRMを統一させるか、無くすでしょう。どのepub書籍も、どの電子書籍リーダーでも読めるようになるでしょう。
代わりに、epub書籍を、外側から書庫で、厳重なパスワードで鍵を掛けて、有料の書庫オープナーによって開けることになるでしょう。異なる会社の有料書庫オープナー同士、覇権をかけた競争になるでしょう。
epub書籍を、今まで有料の書庫に入っていたのを、開けた中身をそのままP2Pとかで流通させることが全世界的に禁じられるでしょう。
epub書籍は、鍵を掛けられた箱、ボールの中に大事にしまわれて、ポケモンのボールみたいな感じでネット上を流通するでしょう。各ボールの流通、入手は無料ですが、中身のepub書籍を取り出す際に料金が発生するようになってくるでしょう。電子書籍の著者は、そうした形で対価を得るように変わっていくでしょう。
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